収納の充実 | テーマ別リフォームメニュー
「もう少し、収納スペースがあったらもっとすっきり片付くのに・・・」。住まいの中の改善要望の上位にはいつも収納スペースの不足や不備があがっています。すっきり暮らすためには、「片付けやすい収納」でなければ長続きしません。単純にスペースが足りないのか、スペースはあるけど、片付けにくいのか、そもそも物が溢れているのか・・せっかくリフォームするなら、リバウンドしないように、まずは、どこに問題があるのか「収納」に関する問題点を把握した上で、一緒に収納計画を考えて行きましょう。
使いやすく、しまいやすい
収納計画のためのポイント。
使いやすい収納は今ある物の“整理”とこれからの“収納計画”がワンセットです。
「整理」のポイント
- 家の中を見回し、個人の物と家族みんなの物を分けましょう。
- いらない物を処分し、いる物はよく使う物とそうでない物に分けます。
- 捨てるかどうか迷う物は日付を書き、一定期間「保留ボックス」に。
- 家全体にある物の種類・サイズ・数などを把握します。
- 将来どのような物が増え、または減るか。生活の変化も考慮しておきます。
「収納計画」のリフォームポイント
- 収納場所は、物を使う場所の近くや動線上に設ける。
- 個々の収納空間は物の種類、サイズ、数に適した寸法に。
- 使う頻度の高い物は取り出しやすい高さや手前のスペースに。
- 無理のない動作でしまえ、ひと目でどこに何があるか分かるように。
- ライフスタイルの変化にも対応できる収納計画を。
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住まいの顔とも言える玄関は、いつもスッキリとしていたいもの。限られたスペースでも様々な機能パーツで収納力がアップします。
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ゴルフバッグ、スーツケース、ベビーカーなどの大型の物もしまえる上、棚やパーツの組み換えで、空間を効率的に利用できます。
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缶詰めやビン詰め、インスタント食品、乾物などがまとめて収納できるパントリーを設けると何がどれくらいあるかがひと目で分かります。使いやすい上に、買い物前にチェックすれば、余計なものを買わずにすむことも。
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食器棚や食品庫内の浮遊カビを抑制し、置き場に困る根菜類をスッキリと収納できる根菜キーパー付き収納庫。トレイ付きのタイプならそおうじもラクチンです。
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オーダーメイド感覚で、収納する物の種類や量に合わせてプランできる壁面収納。扉材などのパーツはインテリアに合わせて豊富なカラーから選ぶことができます。
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リビングの一角に設けた安らぎの畳コーナー。畳の下は収納スペースになっているので、かさばる物や長物の収納などに便利に使えます。
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家族の物が溢れがちなリビングには、縦長のウォークインクローゼットのような、収納や家事スペースをまとめたバックヤードを設けるのも一つの手。間取りをご変更の際にはぜひご検討を。
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「吊るす」「おく」「たたむ」の収納パーツを目的に合わせて巧みに配置することで、限られた空間を実現。シンプルなパーツなので、生活の変化に合わせて組み替えや追加も思いのまま。
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空間をゆるやかに仕切りながら、しまいたい物に合わせてプランできる間仕切り収納。暮らしの変化に合わせて移動ができる可動式タイプもあります。
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リネン類や着替え、洗剤類の買い置きなど、たくさんの物の収納場所が必要な洗面脱衣室。何をどこに収納したいかを考えながら、棚やカウンターを配置していきましょう。汚れたものも洗えるスロップシンク、室内物干しなどもあるとなお便利です。